搬入の注意

【玄関ドア】

玄関ドア

毎日使っている入り口のドアでも、正確なサイズは意外とわからないものです。 家具の搬入時に慌てないためにも、購入の前にドアサイズを測っておきましょう。 玄関さえ通過できればほとんどのソファは搬入可能です。 しかしドアの開き方、設置場所までの廊下の曲がり具合によっては、事務所内に入ることが 難しい場合もあります。 もし玄関からの搬入が無理でも1階ならば窓から搬入可能な場合もあります。

【階段の確認】

テナントビルでの搬入ではエレベーターを使えればいいのですが、サイズの問題で階段を 使わなければならない場合もあるでしょう。 階段から搬入を考えるなら、階段の幅を確認しましょう。 踊り場の天井が低かったり床面がかなり狭い場合や、螺旋階段は注意が必要です。

【吊るし上げ】

玄関のサイズやそこまでの経路の問題でどうにも家具が入らない場合は、窓から吊るして 引き上げる吊し上げという方法で搬入します。 しかし、この場合もいくつかの条件がありますので注意しましょう。

【家具サイズ】

窓のサイズは家具よりも大きいことが大前提で、窓をはずせばさらに余裕ができる場合は、 窓をはずして搬入しやすいようにします。 吊るし上げは人力で行いますので、可能なのは2階までとなります。

【重量】

機械を使うわけではないので、あまりに重い家具は商品だけでなく建物に傷をつけてしまう 恐れもあるため、吊るし上げでも搬入できません。

【作業スペース】

窓の外の地上と窓の内側の2階の部屋に作業スペースが必要となります。 1階の外では商品に傷つかないように保護してロープをかけるなどの作業、2階の部屋では 壁にぶつけないようにして引っ張りあげる作業を行います。 もしその途中の壁面にひさしなどの突起物がある場合も吊るし上げは行えません。